リフォームをするときには、必ず断熱性能の向上するリフォーム計画にして下さい。
断熱リフォームの解説と重要性について説明します。
リフォームをする際には、まず断熱性能の検討から始めましょう。断熱性能とは、住宅の熱損失を減らすための性能であり、屋根や壁、床、窓などの部位ごとに検討が必要です。
断熱性能は、冬場の暖房や夏場の冷房によるエネルギー消費量に直結します。断熱材の性能は様々で、価格帯も幅広いため、適切な性能とコストのバランスを考慮する必要があります。
例えば、冬場に室内が暖かくならず、エアコンやヒーターの使用量が増えてしまい、電気料金が予想以上に高かったという経験をされたことがある方もいるのではないでしょうか。
断熱材の種類や厚さを決定する前に、建物内の空気の流れを把握することが重要です。正しい断熱材を選ぶことで、より効率的な断熱効果を得ることができます。
一般的な木造軸組工法(在来工法)では、壁と床、および壁と天井との取り合い部分に隙間が生じています。このような隙間が外壁や間仕切り壁内部で気流(空気の流れ)が発生する原因となっています。
気流止めの施工により壁体内の気流を遮断し、建物躯体の気密性を確保することで、断熱性能を向上させることができます。
窓からの熱損失は大きく、断熱リフォームにおいては、窓にも注意を払う必要があります。二重窓や断熱性能の高い窓を選ぶことで、熱損失を抑えることができます。
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断熱リフォームで省エネな暮らし!
住宅省エネ2023キャンペーンの過去最大級の補助金をご存じですか?
先進的な断熱性能の窓に交換するリフォームに対して、高い補助額の補助金があります。
先進的窓リノベ事業は、既存住宅における熱損失が大きい窓の断熱性能を高めることにより、エネルギー価格高騰への対応(冷暖房費負担の軽減)や、2030年度の家庭部門からのCO2排出量約7割削減(2013年度比)への貢献、2050年ストック平均でZEH基準の水準の省エネルギー性能の確保への貢献を目的とする事業です。
補助額(補助上限)は実施する補助対象工事の内容に応じて定額(一戸当たり、5万円から最大200万円まで補助)。
申請はいつからいつまで?
補助金交付の対象となる建材・設備の募集や、事業者登録の受付はすでに始まっています。 交付申請期間は、2023年3月31日~予算上限に達するまでとされています。 遅くとも2023年12月31日までには終了します。
2023年の窓補助金はいくらですか?
断窓リフォーム補助金2023年版の「先進的窓リノベ事業」ですが、過去に実施された二重窓リフォーム補助金よりもかなり補助額が大きいのが特徴です。 サイズや仕様により、1窓当たり30,000円から124,000円もの補助が受けられます。
省エネ化・高断熱化することで家の中はより快適に、冷暖房費も抑えられるようになっていきます。地球環境にも、住環境にもメリットになるこれらの断熱リフォーム工事、補助金を活用しましょう。ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。