大浴場で求められる素材とは?
ホテルや旅館の大浴場は、多くの人が利用するため耐久性・清掃性・高級感を兼ね備えた素材が求められます。
タイルや人工素材も一般的ですが、天然御影石を採用することで、ワンランク上の上質な空間を演出することができます。
今回は、大浴場の改修工事でG603御影石を採用し、カラン台とスクリーン(仕切り)を施工した事例をご紹介します。
G603御影石とは?
G603(中国白御影石)は、淡いグレーを基調とした御影石で、細かな粒状模様が特徴です。
明るく清潔感があり、どんな空間にも馴染むため、外構・床材・浴場など幅広く利用されています。
特に浴場では、
- 耐水性・耐久性が高い
- 汚れやカビがつきにくい
- 高級感と清潔感を兼ね備える
といった理由で、多くの施設に採用されています。
施工事例 – 大浴場改修
今回の改修は旅館の大浴場を「明るく高級感のある空間にしたい」という要望から始まりました。
従来のタイルは経年劣化によるくすみや目地の汚れが目立っており、耐久性の高い天然石 G603御影石をカラン台とスクリーン部分に採用することで、デザイン性とメンテナンス性を両立させました。
カラン台の施工
カラン台は、直接お湯や洗剤がかかる部分であり、耐久性と清掃性が重要です。
G603は硬度が高く、水垢や石鹸カスが付着しにくいため、日常的な清掃が非常にラクになります。
スクリーンの施工
洗い場の仕切り(スクリーン)は、プライバシーを確保する重要な役割があります。
G603を採用することで、明るいグレーが浴場全体に清潔感と統一感をもたらすデザインとなりました。
完成後の印象
改修後の大浴場は、従来のタイル張りとは一線を画す高級感ある空間に生まれ変わりました。
「石の質感が心地よく、清潔感が増した」「全体の雰囲気が格段に良くなった」と好評をいただきました。
G603御影石を大浴場に採用するメリット
- 耐久性が抜群 – 水や熱、衝撃に強く、経年劣化が少ない。
- メンテナンス性が高い – 水垢やカビが付きにくく、清掃も簡単。
- デザインの柔軟性 – カラン台・床材・仕切りなど多様な部位に対応。
- コストパフォーマンス – 高級感のある見た目に対して比較的コストが抑えられる。
まとめ
大浴場のリフォームでは、G603御影石のような耐久性と清潔感を兼ね備えた素材が最適です。
今回の改修では、カラン台とスクリーンをG603に交換することで、見た目の美しさ・メンテナンス性・耐久性を同時に実現しました。
「大浴場の改修を検討している」「天然石を使って上質な浴場にしたい」とお考えの方は、G603御影石を使用したリフォームをぜひご検討ください。
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