浴室に十和田石を貼る。

伊豆石の丁場が休止してから、浴室に施工する青い石といえば十和田石が増えました。伊豆石と同様に濡れた時の色合いが美しく、多くの現場で採用されています。

十和田石は伊豆石と同じ「緑色凝灰岩」(りょくしょくぎょうかいがん)です。緑色凝灰岩とは、緑色の凝灰岩のことで、 海底火山の噴火による火山灰が、火山活動による熱水で変質を受たものです。

伊豆石や十和田石は無数の穴がある多孔質です。この無数の穴が水に濡れても滑りにくくなる特徴の一つです。防滑性があるので浴室の床に利用されています。

十和田石は多孔質なので吸水率が高い反面、汚れも吸収します。 特に、カラン台前や浴室の出入り口は、油やシャンプーなどが堆積します。 十和田石そのものにはカビは発生しませんが、石に吸着した汚れが栄養となってカビが発生し繁殖します。 日常的に汚れを落とすことがカビの防止に繋がります。

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