現場から引き上げた予備材でストーンタペストリー
現場に石を貼りに行く時は必ず予備材を用意します。
現在ほとんどの石材加工は中国で行っているので、搬入時に割れたり、現場合わせの細かい加工を間違えたりと不測の事態が発生することがあります。
そんな時に役にたつのが予備材です。
何もトラブルなく仕上がる現場が多いので、予備材が余ります。
毎回余るこの材料を廃棄処分しないで有効活用したい。
有効活用する為の問題点
・予備材は数枚用意するだけなので1枚か2枚余る。
・色や表面仕上げは各現場同じではない。
・石種と厚さも各現場で違う。
・同じ石種でもロットによって色が少し違う。
・予備材をかき集めて施工できない。
有効利用の解決策はこの問題点を利用すること。
石種・色・仕上げ・厚さの不揃いを活かしたデザインとする。
この施工をストーンタペストリーとしました。
石のサイズを200x100と100x100の2種類に加工して、壁にデザイン貼り。
貼る前に仮に並べてバランスをみてから施工しました。
イメージ通りの存在感と個性のあるオンリーワンの壁となりました。
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